ハンドドライヤーとは、良く公衆トイレなどに設置してある、手を洗った後に使う乾燥機のことです。
三菱電機の製品名ですがジェットタオルという名称も知られていますね。
温風で手を乾燥させるタイプや、風で水滴を吹き飛ばすタイプなど様々な製品があるのはご存知だと思います。
私はこれまで、ハンドドライヤーはお店や公共の場に設置されているもので、業務用の機械なんだ、と勝手に決めつけてました。
でも、実は、家庭用のハンドドライヤーってあるんですね。
先日、とあることで自宅の洗面所に置いてあるタオルのことで問題が発生しまして、それがもとでハンドドライヤーに興味を持ち、家庭用の製品ってないのかな、と調べてみて初めて知りました。
本記事では、私がハンドドライヤーについて調べた情報を共有すると共に、購入する際のポイントやおすすめ商品などをご紹介します。
自宅でのタオル問題
一人暮らしの方は、それほど問題視されないかもしれませんが、複数人で暮らしている家庭では、色々問題が発生するものです。
3つほど代表的な問題を挙げます。
タオルの共用
中には、家族なんだからタオルはみんなで仲良く共用です!、というご家庭はあると思います。
一方、たとえ家族とはいっても他の人の雑菌は気になる!、という方もいらっしゃると思います。
実際、タオルを共用することで、口からウィルスが入って病気に感染したり、結膜炎など目の病気が移ってしまう原因にもなる場合があるそうです。
洗濯の負担
タオルの清潔を保つために、個人専用のタオルを用意して、毎日交換する方もいらっしゃると思います。
衛生上とても良いことだと思います。
でも、その分洗濯物が増えてしまいますよね。
ご自分で洗濯をしたことがない方はわからないかもしれませんが、結構面倒で重労働なんです。
私は一人暮らしが長かったので、2日に1回くらいの頻度で、量もそれほど多くなかったので、洗濯自体は重労働というほどでもなかったのですが、洗濯ものを干したり、取り込んだり、畳んだりという作業がとても面倒でした。
主婦の方はご理解いただけると思います。
カビなどの繁殖
湿ったままのタオルを放置してますと、特に梅雨の時期などはカビが生えて、健康面などが心配です。
また、つい交換するのを忘れてしまって、しばらく放置してしまいますと、タオルが黒ずんでしまって洗っても落ちないようになってしまう場合もあります。
これらのように、洗面所でいつも見ているタオルですが、いろんな問題が隠れているようです。
私は、これらの問題を解決する方法としまして、ハンドドライヤーが良いのではと思い、今回調べるに至ったわけです。
ペーパータオルという選択肢もあったのですが、長い目で見た場合、コスト面でハンドドライヤーの方が断然有利と判断しました。
ハンドドライヤーの種類
私が調べたところ、ハンドドライヤーには2種類ありました。
まず、ハンドドライヤーの種類からご紹介します。
一方向から風を送って乾かすタイプ
お店の洗面台の脇で良く見かける、手をかざすと上から温風が出てきて、手を乾かすタイプです。
手を揉むように動かすと効果的ですね。
両方向から風を送って乾かすタイプ
比較的大きなトイレの出入り口付近で見かけるゴミ箱と間違えてしまうようなタイプです。
手を開いて突っ込んだあと、ゆっくり引き出すことで、手についた水滴を風で吹っ飛ばしてくれます。
家庭向けのハンドドライヤーのポイント
公共の場にあるハンドドライヤーは、高性能な商品が必要になってくると思いますが、自宅に設置するハンドドライヤーは、そこまで性能は求めなくて良いのではないでしょうか。
私が考えた、いくつかの家庭向けのポイントを挙げさせていただきます。
一方向から温風を送るタイプ
家庭向けですから、両方向からジェット気流で水滴を吹っ飛ばすタイプはいらないと思います。
場所をとりますし、なんといいましても値段が高いです。
コンビニのトイレで良く見かける、一方向から出る温風で乾かすタイプで十分かと思います。
低価格
公共向けの商品の価格を見てみたのですが、有名メーカーのものはどれも数万円以上はします。
10万円以上も当たり前のようにあります。
高性能のヘアドライヤーが1万円台で買えますので、ハンドドライヤーの価格も同じくらいの1万円台のものを探してみました。
家庭向けのハンドドライヤーに数万円以上出すのでしたら、タオルで我慢した方が良いような気がします。
設置場所を選ばない
壁にねじなどで固定するタイプは、設置場所が限定されたり、借家などはそもそも設置出来なかったりしますので、台の上に置くタイプが良いと思います。
欲を言えば、壁に固定する方法と、台の上に置くのと両方可能な商品があれば最高ですね。
メンテナンスしやすい
濡れた手を入れて使用するものですから、そのまま放っておくと当然汚れてしまいます。
メンテナンスするのが面倒ですと、結局使わなくなってしまう可能性があります。
目新しいものを衝動買いしたときに良くある光景ですね。
メンテナンスの容易さも重要ポイントだと考えます。
自動で風が出る、止まる
手洗いをした直後ですので、濡れた手で機器を触りたくないですよね。
コンパクトサイズ
前に挙げました設置場所にも影響してきますが、両方向から風を送って乾かすタイプのように、大きなものですと、そもそも置く場所が無いということになりかねません。
出来るだけ省スペースなものが良いですね。
おすすめ商品
家庭向けのハンドドライヤーのポイントとして挙げたポイントを踏まえて、色々調べた結果、以下の商品をご紹介することにしました。
といいますか、現在は条件を満たす商品が1点しか見つかりませんでした。
以前はもっと色々あったのですが、生産終了したり完売してしまったりで無くなってしまったんですよね。
KOIZUMI(コイズミ) ハンドドライヤー KAT-0550/W
温風が出て、洗面台のちょっとしたスペースに設置できるコンパクトサイズです。
手をかざすと自動で吹き出し口から風がでます。
本体を手動で回転できますので、手をかざす位置の調整が簡単です。
受け皿がありませんので、本体はシンクのそばに設置して、水滴がシンクに落ちるようにしてください。
eモンズ ハンドドライヤー PJ-110W
受け皿が付いた壁掛け式のハンドドライヤーです。温風が出て、洗面台のちょっとしたスペースに設置できるコンパクトサイズです。
手をかざすと自動で吹き出し口から風がでます。温風と送風をスイッチで選ぶことが可能です。
取り外し可能な受け皿が付いていますので、衛生面でも配慮されています。
その他のハンドドライヤー
その他のハンドドライヤーとしまして性能は問題ないのですが、家庭用として最初に買うには高価な商品を2点ほどご紹介します。
Panasonic ハンドドライヤー FJ-T09F3-W
温風が出て、スイッチは全自動です。水を受ける台が付いてます。
サイズはちょっと大き目で、壁掛け専用です。
値段は希望小売価格は10万円以上しますが、amazonでは5万円以下で売られてました。(2024年6月時点)
三菱 ジェットタオルミニ JT-MC105J-W
こちらもパナソニックと同じような商品です。
温風が出て、スイッチは全自動です。水を受ける台が付いてます。
サイズはちょっと大き目で、壁掛け専用です。
値段は業者向け見積もり価格は10万円くらいですが、amazonでは5万円以下で売られてました。(2024年6月時点)
最後に
いかがでしたでしょうか。
たぶんハンドドライヤーを初めて買われる方はちょっと試してみるという感覚かと思います。
ですので、最初は安めの商品で様子をみるのがおすすめです。
とはいいましても、販売元が日本国内じゃないものは対象から外しています。
ご参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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