WOWOWのオリジナルドラマをご存知でしょうか。
他局で制作されたドラマを再放送するというものではありません。WOWOWが独自に制作したドラマです。
大ヒットした「MOZU(モズ)」のように民放と合作のドラマもありますが、WOWOWオリジナルドラマは、基本的にWOWOWが制作しています。
民放のドラマとは違った有料放送ならではの面白さがありますので、とてもおすすめです。
WOWOWドラマってメジャーな動画配信サービス(U-NEXTやHulu、dTVなどのVOD)でも配信してるんですね。
VODの方に興味のある方は、私が作成した別サイト「たらふくU-NEXT」内の記事「WOWOWドラマがU-NEXTで見放題!無料視聴も可能でおすすめ!」をご覧いただければと思います。
本記事では、WOWOWのオリジナルドラマのおすすめポイントをご紹介します。
ほとんどの作品は原作付き、しかもその原作は芥川賞や直木賞など有名な賞の受賞作家の作品が多い
現在(2017年3月)までに放送された全作品(約200作品)の内の約9割のドラマは原作付きの作品です。
原作が無い物につきましては、WOWOWオリジナル作品となっております。
原作著者には、池井戸潤、東野圭吾、向田邦子、倉本聰、山崎豊子(敬称略、順不同)などなど大変有名な方々が名前を連ねてます。
最近印象に残ってますのは、2016年に全20回に渡って放送されたドラマ「沈まぬ太陽」ですね。これを原作とした映画は日本アカデミー賞を受賞しています。
このドラマは、WOWOW開局25周年記念作品として制作されてまして、原作者は山崎豊子さんです。
原作をお読みになった方はご存知だと思いますが、日本航空と実在の同社社員の体験を基にして、航空会社の社会倫理を見事に表現してまして、とても読み応えのある小説です。
出演者が素晴らしい
WOWOWは、ドラマに出演する役者さんの選択に一切手抜きがありません。
有料放送なので、そこそこの役者を使ってお茶を濁そうなんて考えは全くないです。
最近(2017年)のドラマに出演された役者さんを挙げますと、仲間由紀恵、鈴木亮平、窪田正孝、小澤征悦、萩原聖人、比嘉愛未、長谷川京子(敬称略、順不同)などなどです。
主役だけでなく、脇役の方も含めても、話題性目的の出演者はほぼいないといっても過言ではないと思います。
味のある天才肌の役者さんが名を連ねています。
ぜひ、WOWOWのドラマの一覧を確認していただいて、出演されている役者さんを確認されることをおすすめします。
民放のように視聴率やスポンサーの意向に左右されない制作環境
民放の場合は、視聴率が第一ですので、あの手この手を使って数字を上げようとするため、内容がにのつぎとなってしまっている作品をたまに見かけると思います。
例えば、役者としてはド素人でも、その時人気のアイドルや有名人というだけで主役に起用してしまうことが多々あると思います。
また、スポンサーあっての民放ですので、スポンサーの意向によってイメージが優先されてしまう場合などもあるようです。
その点、WOWOWは有料放送ですので、視聴率やスポンサーなどのような余計な干渉は一切なく、思うがままに作品を作れます。
このため、ドラマの本来の面白さを引き出すことができるのです。
当然、ドラマ内にはCMは入りません。みる場合は始まる前にトイレに行っておいた方が良いでしょう。
インターネットでのオンデマンド視聴が可能
WOWOWのドラマは、BSチューナー経由の視聴のほかに、ブラウザを使用してインターネット経由で視聴することも可能です。
インターネット経由の場合は、WOWOWオンデマンドというサービスを利用するのですが、WOWOWのドラマ全てという訳にはいかないのですが、かなりの作品を好きな時に視聴することができます。
最近では、民放も自社で放送した番組をオンデマンドで提供するサービスを行ってますが、残念なことに有料ですよね。実は旧国営放送も有料なんですよ。
WOWOWのオンデマンドサービスは、WOWOWの有料会員でしたら、オンデマンドサービス自体は無料(追加料金不要)となってます。
スマートフォンやタブレットでも視聴可能ですので、インターネットにさえつながれば、いつでもどこでも時間時間けなく、質の高いWOWOWのドラマを視ることが可能になります。
私は基本的に、通常のWOWOWのBS放送をHDDレコーダーに録画してます。予約し忘れた場合や、過去に放送されたものはオンデマンドサービスでみています。
ちなみに、WOWOWオンデマンドで見る場合は、いつでも一時停止できますので、いつでもトイレに行けます。
詳しくは公式サイト内にあります新規申込者向けのWOWOW解説ページでご確認ください。
おすすめドラマ
では、私が過去にみたおすすめのドラマをご紹介したいと思います。
沈まぬ太陽
前に少し書きましたが、「沈まぬ太陽」は面白かったです。
このドラマは、HDDレコーダーに予約録画して溜めておいて、休みの日にたまった分を一気にみる方法でみました。
でも、毎回次回の放送が待ち遠しくて仕方がありませんでした。
出演者は、上川隆也、渡部篤郎、夏川結衣、檀れい、若村麻由美、古谷一行、國村隼(敬称略、順不同)他多数です。
他多数の役者さんも皆さん実力派の俳優さんが勢ぞろいしています。出演料の総額が心配になるほどです。
この作品は、「国民航空」という架空の航空会社を舞台に、人の命を預かる航空会社の社会倫理を表現した作品です。
日本航空とその元社員がモデルになっているとされてるようです。ドラマ内に日本航空123便の墜落事故と思われるような場面も出てきます。
会社の上層部と対立した主人公は海外に飛ばされてしまうのですが、その撮影は東南アジアやアフリカなど海外ロケを行ってます。
全20回なのですが、最終回が近づくにつれ、もう終わっちゃうんだあ、と寂しい気持ちになったことを覚えています。
「沈まぬ太陽」は映画化もされているようですね。機会があったら映画もみたいと思っています。
三谷幸喜 「大空港2013」
このドラマは2013年末に放送された、かなり前のドラマです。監督と脚本をあの有名な三谷幸喜さんが行ってます。
特徴としましては、ドラマの全編100分間「完全ワンシーン・ワンカット」で撮影しているところです。
完全ワンシーン・ワンカットといいますのは、1台のカメラを使用して、物語の最初から最後まで一度もカメラを止めずに撮影する方法です。
このドラマを作った三谷幸喜さんも凄いのですが、なんといっても出演している役者さんも凄いですよね。NGを出したら一から撮り直しという緊張感は想像を絶するものがあると思いませんか。
出演者を挙げますと、竹内結子、香川照之、生瀬勝久、オダギリジョー、戸田恵梨香、梶原善、池松壮亮(敬称略、順不同)などなどです。
簡単にあらすじをご紹介します。
舞台は松本空港です。羽田空港に向かっていた飛行機が、天候不良のために急きょ松本空港に着陸することになってしまいます。乗客たちは、天候が回復するまで松本空港で待つことになるのですが、その乗客たちは様々な事情を持ってるのでした・・・。
そんなクセのある乗客たちのフォローをするのが、松本空港のグランドスタッフ役でこのドラマの主役の竹内結子さんです。
大好きな役者さんのひとりです。彼女は天才肌の役者さんですよね。このドラマをみて改めて思いました。
ぜひおすすめです。
ヒトヤノトゲ~獄の棘~
ヒトヤノトゲは、現在(2017年4月)放送中の大門剛明さんの小説「獄の棘」が原作のドラマです。
刑務所が舞台となってまして、ある刑務所に就職した新人刑務官が、所内の刑務官やくせ者だらけの受刑者と対峙しながら、刑務所の闇を暴いていくという内容です。
出演者は、窪田正孝、小澤征悦、泉谷しげる、萩原聖人(敬称略、順不同)などそうそうたるメンバーです。
このドラマを知ったのは、始まって半月くらい経ってたので、最初はオンデマンドサービスを利用して視聴しました。
通常のBS放送分に追いついたので、次回からはHDDに録画してみる予定です。
全6話中、まだ2話までしかみていないのでまだ分からないのですが、現在進行している問題がどういう結末になるのか楽しみでしかたないです。
最終回までみた後、感想を更新したいと思います。
最後に
WOWOWのドラマをみていて毎回思うのが、あれ?この役者さん最近あまりみかけないとおもったらWOWOWドラマに出演してたんだ、という役者さんが結構目につくことです。
あと、主役から脇役まで、出演者は皆さん役者を本業とされている方ばかりですので、安っぽさが一切感じられないという点が、どのドラマをみても面白いと思えるポイントだと思います。
WOWOWは、当然ですが、映画やスポーツやコンサートなどもとても良いと思います。特にテニスがおすすめです。別記事「プロテニス選手の素顔がライブ映像で見たい方はwowowに加入することをおすすめする5つの理由とは」もご覧ください。
でも、WOWOWのドラマもみることを強くおすすめします。
一度みただけで、民放のドラマとの違いがご理解いただけると思います。
複数話のWOWOWのドラマは、基本的に1話目は無料放送されることが多いですので、BSチューナーをお持ちの方はぜひ一度お試しでご覧になってみてはいかがでしょうか。
ドラマの番組表などは、WOWOWの公式サイトでご確認いただけます。
ご加入される場合は公式サイトから行うことをおすすめします。
電話でも可能なのですが、ネットで申し込むほうが、簡単ですぐにWOWOWが見れるようになります。
ちなみに申し込み月は無料です。
詳しくは公式サイト内にあります新規申込者向けのWOWOW解説ページをご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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